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カスタムロールの設定

W&Bは柔軟にアクセスをコントロールできるカスタムロールをリリースしました
Created on January 23|Last edited on January 24
企業がエンタープライズの開発者プラットフォームを拡大するためには、柔軟で、設定が簡単なアクセスコントロールが不可欠です。そこでW&Bは、チーム内で誰が何にアクセスできるかといったガバナンスポリシーを簡単に設定できるW&Bカスタムロールをリリースしました。
これまで、W&Bのチーム管理者は、チームのユーザーに以下のロールのいずれかを割り当てることしかできませんでした:

  • 管理者: チームの管理者は他の管理者やチームメンバーを追加・削除できます。すべてのプロジェクトを変更する権限を持っています。これには、実行、プロジェクト、アーティファクト、スイープの削除などが含まれます。
  • メンバー: チームの通常メンバーです。チームメンバーはチーム管理者によってメールで招待されます。他のメンバーを招待することはできません。自分が作成した実行やスイープ実行のみを削除できます。
  • ビューアー(エンタープライズ専用機能): ビューアーはチーム内の資産(Run、レポート、ワークスペースなど)を閲覧できます。レポートをフォローし、コメントすることができますが、Runの作成・編集・削除、レポートの作成などはできません。

これらのロール以外に、柔軟な権限の割り当てができる機能がカスタムロールであり、SaaSクラウド、Dedicatedクラウド、お客様が管理するすべてのW&Bデプロイメントタイプで利用できます。カスタムロールは、W&B組織の管理者がチーム内の特定の行動に対応する特定の権限を持つ新しいロールを作成できるようにします。チームの管理者は、それらのロールを各チーム内の特定のユーザーに割り当てることができます。

なお、ユーザーがチーム内でカスタムロールを割り当てられるためには、組織レベルでメンバーロールを持っている必要があります。組織レベルでビューアーロールを持つユーザーは、チームでそのロールしか持つことができず、カスタムロールを割り当てることはできません。


カスタムロールはメンバーまたはビューアーロールのいずれかから基本的な権限セットを継承し、その後に組織の管理者が他の特定の権限を追加して、独自のニーズに合ったロールを作成します。

例えば、基本ロールとしてビューアーを持ちながら、そこにLaunch Managerカスタムロールを追加することができます。これにより、割り当てられたユーザーがW&B Launchを管理できるようになります。

また、組織の管理者は、新しく利用可能になったLaunch Managerロールをそれぞれのチームの関連するユーザーに割り当てることができます。

カスタムロールやW&Bのカスタムロールについてより詳しく知りたい方は、W&Bチームまたはcontact-jp@wandb.comにお問い合わせください。
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